久方ぶりです。もうすっかり夏も終わってきてる、はずです。
夏といえば花火ですな。自分のツイッターでも花火の話題がよく出ます。
僕の花火の思い出といえば、夏の大阪でした。
夏の天神祭り。僕は21歳、だったかな?当時僕は大阪で写真館で仕事をしていました。この業界の夏は暇で、僕はお盆休みにバイクで実家に帰るところでした。そこに当時フリーで仕事をしていた先輩から連絡が・・・。
内容は「天神祭りの館船の撮影があるから手伝いとして一緒に乗らないか?」という内容でした。
バイト代もほとんど出ないけど、なかなか乗れる機会がないから、という先輩の言葉に、帰省を一日遅らせて手伝いに行くことにしました。
当時世間はバブル後期で、館船は大企業の用意したもので、それこそ船の中では宴会がたけなわでした。僕は館船の舳先に先輩の荷物と一緒に、淀川に多数浮かぶ館船を眺めながら、ひとり花火を待ちました。
そして時間が来、淀川の天神祭りの花火大会が始まりました。
たしか花火は淀川べりで打ち上げていて、本当にすぐ近くで花火が打ちあがります。そのとたん、僕は息を飲むくらいの光景に出会いました。
僕は船の舳先でひとり、空を見上げていましたが、その空に満天の花火が上がったのです。なんといったらいいのか、もう、見上げる自分の視界が、すべて花火の閃光で埋め尽くされた感じでした。
船は川の上。周りには遮蔽物もなく、すぐ近くで花火が打ちあがるのです。僕は眼前がすべて花火で埋め尽くされる感覚に、心奪われてました。
今まで熱海海上花火大会とか、いろんな花火を見てきましたが、目の前すべてが花火!というあの時の花火大会が忘れられないのです。
写真の仕事をしていて楽しいのは、こういった普通ではいけないところにいけることも、実は醍醐味だったりします。
で、僕は花火と聞くと、あの時の花火をどうしても思い出してしまうのです。