2013年12月31日火曜日

歳の瀬にきて

2013年ももう残すところ数時間となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか?

未だ書きかけのブログもありますが、来年に書き足すとして、今年はいろいろありました。
もう今年は天空旅団の第二回公演で一年が過ぎたと言っても過言ではないでしょう。今年のはじめは色々手伝いはしましたが、五月くらいからはメンバーを集め、脚本を書き、追加し変更し、稽古して、あっという間に本番がきてしまいました。
今回の公演は人数が多く、客演以外の演者はほとんどが初心者に近いというメンバーにも関わらず、最終的には素晴らしい舞台を作れたと思います。
メンバー間でも親交は深く、本当に一回の公演で終わらせるには勿体ないくらいのメンバーでした。
少しでも「芝居が面白い」と思ってもらえたかなぁ・・・観てくれたお客さんもスタッフの方々も、本当にお疲れ様&ありがとうございました。

個人的には本当にいろいろあり、もしこの公演がなかったら陰々鬱々とした日々だったんじゃないかと思うくらいでした。しかしバタバタではあったけど芝居の稽古と本番があるだけでかなり気分的に助けられた感はあります。みんなが稽古に来てくれるから、僕はこの荒波を乗り越えられたのかなぁと。

人生はホントいろいろです。僕もこの歳まで来てしまいました。でもまだまだ書きたいことはあります。創りたい舞台があります。今は充電です。また始めます。

年賀状も出さなくなった僕ですが、どうかひとつ、来年もよろしくお願いします。よいお年を。

2013年10月22日火曜日

“自分”という重き鎖

さてさて、旅団の第二回公演の稽古も本格始動しての稽古が、今ガシガシと始まっております。
今回は総勢10人!の稽古場です。
とはいえ今まで全員がそろった日はないので、10人の稽古場、とは言えません。
が、そろそろ揃わねばいかないでしょう。かくいう私も芝居やらスタッフ作業やらプライベートの問題やらでテンションとモチベーションが様々です。芝居だけに集中したいのにね。

そんなことは置いといて。
芝居の稽古は進みます。今回は初参加組が多いので芝居の稽古も初歩的なことからしてたりします。つまりは演技指導から、みたいな。まあ、それは十分、想像できたことなので文句は言いません。そして自分の演技の幅なんてものは最初からそうそう広かったりはしないものです。(人はそれを天才と呼びます)
で、演出をつけてていつも思うことなのですが、みんな“自分”という殻(または型、キャラ、鎧、視点etc)の強いこと強いこと。

芝居は人を演じることです。つまりは他人。自分ではなく。
ですが演じるときには自分の身体、声、顔、頭、考え方などで表現しなくてはいけません。ですが時おり、演じてる最中に(照れたり笑ったりして)普段の自分が出てくるのです。
実は稽古しているとき、それはすごく邪魔なのです。物語を途中で中断させられるのです。見ていてこれほど苦しいことはありません。
たぶん(無意識に)演技している自分を見ていて、「おい、ちゃんと演技できてるのか?」とか「これで合ってんのか?恥ずかしくないのか?」というような、“マイナスで見ている客観的に見てる自分”がいるのだと思います。
その気持ちは十分わかります。かつて僕がそうでしたから。

人間は社会的な生き物です。社会や世間とどうしても付き合っていかなければいけない動物です。(引きこもっている人でも社会的です。ネットや携帯がそれです)その社会的な世界に生きる自分が、客観的に見ているのだと、僕は思います。
その「(社会的な)自分に引き戻そうとする視点」を僕は、“自分”という重き鎖、と呼んでいます。

自分というものは簡単に捨てられないです。当然です。だって自分なのですから(笑)。
自分というのは、今まで生きてきた、その根幹たる部分です。自分が自分であるための(アイデンティティたる)所です。
しかし、芝居で演技するときには少し厄介な話になります。だって演技するってことは、“自分”にいながらにして全くの“他人”になること、であったりするわけです。
自分の身体を使って(自分にはこの身体しかないからあたりまえですが)時代も場所も違う、他人を演じるのです。そりゃもう大変です。自分の頭の中では全く知らない人間を、自分が演じようとしているのを見ているのです。そりゃ無意識に照れくさく、恥ずかしくもなります。

が、
芝居をすると、舞台に立つを決めた以上、立ってもらわないと困るのです。僕は主宰&演出という立場上、役になりきって立ってもらわなければ来てもらったお客さんに申し訳がありません。
役者としてもそうです。いくら友人とはいえ、いくら親姉弟とはいえ(親ならなんでもいいか…)、呼んだ方たちに「楽しかった!」と心から思ってもらわなければその意味はないと思います(いや、意味はあるかもですがね)。
そんな舞台に、普段のいつものあなたが出る(立つ)のです。想像してみてください。んー・・・。

きっと自分を消してしまうことはできないと思います。ですが、なんとかすることはできます。それには僕は、“集中力”と“想像力”だと思っています。
客観的に見ている“自分”を無視し、意識しなくして、その役が生きる場面を想像する・・・そうすれば(きっと)自分を見ているマイナスな自分を抑え、自分を後ろから見てくれ(後ろから見守っている)自分になる気がするのです。きっと。

とりとめのない話と勢いで長くなりました。この話の突っ込んだ部分はまた次回。

2013年8月7日水曜日

5年後の夏の日

みなさまご無沙汰です。
自身の天空旅団の稽古も少しずつ進んでます。出席率はバラバラではありますが、メンバーもそろい、9月の本格始動に向けてガシガシ、脚本を書く日々です(といいつつ、進みは遅いですが!)。

で、先日・・・旅団のホームページから来たメールがありまして。その差出人というのが、僕が5年前、佐用劇団で演出をした時に参加してくれたただ一人の小学生、かずはなのでした。

思い出せば5年前、以前の関わりから(その数年前に僕は役者で佐用劇団に参加してました)、今回は演出して欲しい、と依頼されたのがきっかけでありました。
当時の僕はさほど経験も自信もありませんでしたが、僕でいいのならと多少浮かれながら参加していました(笑)。
演目は"オズの魔法使い"。既成はミュージカル台本しかない中、自分が脚本を起こすという、二重苦にも突入した時期でした(笑)。
で、フタを開ければいろいろ(詳細は割愛しますが)問題が起こる日々・・・。心理的に参ってしまい、稽古拒否ギリギリにまで追い詰められていた日々で、ありました・・・。
とはいえ、それでも自分が好きな"芝居"の現場。いろんな方々に助けられ、稽古は進んでいきました。(思えば今回、旅団に参加してくれてる舞尋も当時、まりなと一緒に佐用劇団に参加してくれてたなぁ・・・)。

そんな日々ではありましたが、力不足の演出についてきてくれた役者の中に、当時小5の"かずは"はいました。
僕は当時、一番小さかったかずはを、ドロシーの飼犬の役の、"トト"の役につけました。
当時の舞台を見てくれた方々はわかると思いますが、僕が書いた脚本で後半、重要な意味を占める役でした。彼女は(ほかのみんなも)頑張って演じてくれ、本番は僕にとって、感慨深い、重要な舞台になったことを今でも覚えています。

その彼女は今は高校生。彼女が、何とかして天空旅団の稽古現場に見学に来てくれたのが、先日の土曜でした。
なんだか僕は嬉しくてね・・・、聞けばあれから5年間、佐用劇団に参加してたようで、演劇を楽しく思ってくれて、しかも続いてることが何とも嬉しく、幸せでありました・・・。

自身の感想なのですが、なんだかこうやって、人と人とはつながっていけるんだなぁと妙に感慨深くなった件でありました。

そやって、芝居人口増えればいいのになー・・・♪

2013年6月4日火曜日

映画と、身についたもの

ども。いろいろ書きたいことはあれど、なかなか書かないおいらです(笑)

最近は空いてる時間を利用して、映画なんぞを見てるのですが、いろいろやはり面白くて。
近いところでは"メゾン ド ヒミコ"とか"シュアリーサムデイ"とか"カフーを待ちわびて"とかです。

それぞれに面白くお勧めなんですが、そのうちの一つに、ちょっと感慨深いものがありました。
映画は、"今度は愛妻家"。
そう、これは以前自分がいた劇団ソラシードの、(脱退してから)音響で参加した作品でありました。
本作品はDVDで見ていたのもあるんですが、稽古でもずっと台本を見て、音楽も考えての作品だったためあらすじも展開も、セリフまで覚えているものです。
で、なかなか映画は映画的な展開で進みます。実は"今度は愛妻家"の主人公はカメラマンです。
途中、離婚する妻を「離婚記念」として撮影するのですが、舞台では自分のカメラ(ハッセルブラッド)じゃなく、写ルンですで撮影するのですが、映画ではハッセルで撮ります。
舞台版との差別化なのか、また違う意味でなのかはわかりませんが、映画ではその自分のカメラで撮った写真を、自宅の暗室でプリントするのです。
で・・・で、ですよ。暗室でプリントするってことはモノクロ写真ってことはわかります(まあ昔、暗室の"赤い"ライトの中で、プリントしてたのが"カラー写真"っていう、そりゃなんつー無茶してんだ!ってドラマありましたが)。
まあこの映画ではそんな無茶はありませんでした。
ですが、○んだ妻を撮影したモノクロフィルムをプリントするのですが、よくある暗室のシーン(あの赤いライトのヤツ)で、プリントするときに(真っ白な紙から画像が浮かび上がるとき)主人公は撮影した妻が○ってないコトに気づくのです。

以前、自分でモノクロ写真を現像してプリントした人ならわかると思いますが、プリント以前にフィルムを現像します。で、現像したネガを点検し、それからプリンターでピントを合わせ露光し、それからプリントします。そう、露光した印画紙から浮かび上がる画像を見るまでに、まだ段階があるだろう、その段階で妻が○ってないことがわかるんじゃないか・・・と思ったのです。

すみません、なかなかわからない写真の裏話です。
ですが、自分はあのモノクロ写真の、真っ白な印画紙を現像液に入れて、そこから画像が浮かび上がる瞬間はなんとも言えない感動があるものです。この映画では、それを思い出させてくれました。
最近では、自分で写真などプリントすることはなくなりました。
でも、自分が20歳前後、必死でモノクロのプリント作業を何時間もしてた記憶と感動を、思い出させてくれました。

暗室作業したいなぁ・・・ほんと楽しいしなかなかできない体験だと思うのです。

フィルムと薬品、揃えようかな(笑)。

2013年4月3日水曜日

ヒモのお話

さて、四月です。
劇団プロデュース・Fさんの公演、“てぃだあみ”にお越しいただき、ありがとうございました。
この後日談は次回書くとして、今回は今週末に本番を迎える、“ヒモのはなし”です。

今回は小堀プロデュースですので、演出・出演は小堀君ひとり。そう今回は一人芝居です。
で、私は音響なので、わりと稽古初期から稽古に参加してるわけです。
で、音響ですが私も演出をかじる手前、ちょこちょこ口出しはさせてもらってます。これがなかなか難しいもので、基本は演出である小堀君の主張を尊重しつつ、自分の
意見を言わせてもらってます。

脚本も小堀君が書き下ろしてて、なかなか面白い展開になってます。で、音響としてずっと稽古を見てると脚本に対して理解が深まるもんです。
んで、ある日この話がものすごく深い話なんだと気づいたのです。これは意外に女性には不評なのですが男にとっては、なかなかものすごいわがままなくらいの“愛の話”なんだと思うのです。

これはもしかしたら、まだ若い男の子にはまだ理解しがたい内容なのかも知れません。もしかしたら自分の経験に近い話なのかも知れません。でも、いいお話なんです。

わがままなくらいの、男のエゴの話。本番は4月6日と7日。プロデュース・Fのアトリエで。予約まだまだあります。

2013年3月17日日曜日

てぃだあみ

ものすごくお久しぶりです。ホント申し訳ございません。
長い人生いろいろあるもので、きっと今が壁を乗り越える時期なのだろうと思いつつ、日々を過ごす毎日でございます。

で、いろいろあって忙しいのですがその忙しい中に私の脚本を担当した、劇団プロデュース・Fさんの公演がま間近に迫っております。
実は昨日、自分が脚本を書き上げて以来、初めて稽古見学に行かせてもらったのですが、何かホントに何とも言えない感覚があり、得も言われぬ体験をしてまいりました。
というのも、私が脚本を書き上げたのは今年の一月初旬。それからは読み返しもしてないし、もうセリフなど実際、忘れかけていました。
ですが、見学に行きプロFの皆さんが、自分が作り出した“冴子”や“直美”という名を呼び、自分が考えた内容や場面を話し合っている・・・そんな状況を外から見てるのが、なんだか恥ずかしいやらこそばゆいやら申し訳ないやらで、自分自身恐縮しまくりでした(笑)。今でも思うのですが、よくもまあこんなどこの馬の骨やらわからん者がどんな脚本書くかもわからないのに、よく「二人芝居書いてね♪」なんて言いましたなと思います(笑)。

で、実際の場面稽古が始まると本当に不思議で、自分が考えだしたキャラクターが、いきなりそこに(目の前に)現れたのです!自分で書きながら思い浮かべていただけの妄想に過ぎなかったものが、ほとんど完成して自分の前に浮かび上がったのです。
これは本当に何ともいえない不思議な感覚でした。自分の脚本を自分で演出して完成させてゆくのはもうわかっているのですが、脚本という“骨組み”だけ作り、他の人の手で完成したモノを目にするという感覚は、自分にとって本当に初めての感動でした。
さほどストーリーに山もなく谷もない、ホントに拙い脚本でしょうに、ここまで作品として成立させてもらえたのはプロデュース・Fさんの力であり、至極の極みです。

今回のいわばコラボレートは、私には大変勉強になりました。次回はもっと舞台向けの作品を書ければと思っています。
手前味噌ですが、こんなプロデュース・Fさんもありかなってことで、観にいかれてはどうでしょう。
詳しくは→http://producef.web.fc2.com/で。

私は二日間とも隅っこにいるはずです。

2013年2月17日日曜日

生きるということ

またまた、お久しぶりです。いい加減ほったらかしのこのブログ、たまに覗いていただけるだけでうれしいことこの上ないです。

さて、極寒の季節、いろいろ始動しております。まずは私の出身劇団、共鳴空間の10周年記念公演「さくら五弁」。3月2日~3日、イーグレひめじで。
自分たちが初めて立ち上げた劇団も、もう十年。いろいろなことがありましたがよくぞここまで・・という感はあります(途中でおん出た自分がいうのも何ですが)。
五編のオムニバスですが、私はその一編に出演。慣れぬ殺陣など必死にがんばっております。お時間あれば、是非。

そしてもう一つ、手前味噌ですが、私が脚本を書かせていただきました劇団プロデュース・Fさんの二人芝居、“てぃだあみ”が3月19日~20日、プロデュース・F、アトリエにて公演あります。
自分の脚本を提供して、しかもプロFさんが公演してもらえるなんて、なんという光栄・・・てか、なんというプレッシャーなんですか(笑)。書き上げた後の方が「この物語でよかったんだろうか?」とか、「ほんとに俺のでよかったのか?」とか「実は、くだらない脚本とか言われてるんじゃないだろうか」とか、心中穏やかならずなコトも思ってしまいますが(笑)、まあそこはそれ、脚本は骨組みですから。あとは役者と演出さんにお願いするしかないわけです。
自分は自分のイメージがあって書いているわけですが、これまた他人が演出してどういうものになるのかというのも、大変興味があります。本当にそういう機会に巡り合せてもらえたことに、心から感謝、感謝です。
いつかは自分の劇団で再演すると思いますが、最初はこの公演を見てほしいです(とか言いつつ、自信はないですがね・・・)。


なんだかんだいってどんな状況であろうと、どんなに落ちてても、演劇のコトに関わってると知らずしらずのうちに前向きになって元気になってる自分を発見します。あー・・生きるって、きっとこういうことなんだろうなって、やっと思えるようになったかな。



あ、今回告知ばっかだ。

2013年2月1日金曜日

あー・・・

久方ぶりです。が、書く内容が山盛りにあるのに、書く気力がないというとてつもない状況下にあります。

人生いろいろあるよね、って言葉で片付けられないくらい降りかかる火の粉!(笑)




がんばります。