2010年8月31日火曜日

ラスト・サマー

関係各位さま、誠にお疲れさまでございました。
五月から、というかマメの公演からのお付き合いになりましたし、このブログでもたびたび報告してました自主制作映画の撮影が、すべてクランクアップしましたぁ!!

なかなかの長丁場(といっても、数ヶ月ですが)、僕にとって良い経験でした。自分自身、経験のない役柄(ヤクザの親分)や、色んな分野の若い人たちとも知り合いになれたのも、かなりの収穫だったと思います。

昨日は話のストーリー的には、最終場面。僕は、主人公たちに立ちはだかる壁として、登場します。当初の予定より変更になった場所での撮影でしたが、場所が場所だけに、なかなか思うように撮影が進みませんでした。ネタバレになるので詳しくは書きませんが(っつっても完成しても見れませんが)、撮影してるときは、車の方々にかなり見られながらの撮影でした(笑)。

普段の舞台とは違って、映画はカットごとのスケジュールなので、最後の撮影は昼間撮影したよりも以前の場面の撮影でした。ま、端的にいうと私が頭から血を流す場面(!)。
アスファルトに寝転び、血のりを流して撮影…のつもりが、テイク2で血のりが右目に入ってしまい、かなりの激痛…(時間との戦いだったので)みんなに言わずに撮影しましたが、(もし見る機会があれば)やられた僕の“痛みの演技”は、“右目の痛み”だと思って見てください(笑)。

撮影終了は、主役のみんなは感無量だったらしく、みんな泣いてました。僕はというと、終わったという開放感だけで涙は出ませんでしたが、役者スタッフともども、みんな抱き合って、長い夏の終わりを、惜しみつつ喜んでるようでした。

今からは、編集やアフレコ、音響などの作業を経て、年末(?)の「ぴあフィルムフェスティバル」へのエントリーをして、終了になります。僕としてもそれで終了(欲を言えば受賞)、となって欲しい限りです。が…。
つまり…ブログで報告自体はしてきましたが、表立って作品は公開(つまり上映)しませんからね!?個人的にも動いてる自分を見たくないので、貸すこともしないと思います。なので、みなさんは想像で楽しんでくださいませ(どうやってだ!?)。とはいえ、完成は冬だと思うのでみんなの記憶から消えてる頃だというのを期待しています(笑)。


さあ…僕が「ソラシード」という、自分たちが立上げた劇団を辞めてから半年…「演出」ではなく、「役者」として“共鳴空間”、“ダイズハハタケノマメ”、“わくわくプロジェクト”、“自主映画”と、今までにないかなりの客演率を誇りましたが(笑)、きっとこれからは、僕の番です。
姫路で新しい“劇団”を作るために、動きます。もし…もしも、このブログをみて「新しい劇団で、芝居をしてみたい」と思う方がいれば、連絡なり、コメントなりくださいませ。気負いなく、楽しくお芝居、しようじゃないですか♪

詳しくはまた、書きますが、結局は演劇でもなんでもいいんだと思います。楽しくて、繋がれば。
きっと映画で涙を流したみんなは、そんな“つながり”を確認したから、泣いたんだと思うのです。そして、それが最後だと感じたからだと…。
でも、それでも明日はやってきます。やってくる明日に少しでも、“向かう力”をくれるような芝居を作りたいと、いつも思っています。
僕はこれから、劇団を立ち上げます。それに少しでも賛同してもらえるならこんなに嬉しいことはありません。動くなら今です。
連絡、待ってます。

2010年8月16日月曜日

真夏のコンクリート

久方ぶりの更新です。猛暑がつづきますな。

昨日の日曜日、僕は「こどもの館」へ行ってまいりました。
こどもの館では、毎年、夏休みの20日間、中高生対象の演劇ワークショップを開催しています。(そういえば今年で20年目になります)そうです、ここは僕の、演劇のルーツのひとつです。
中高生対象ではありますが、大人な方たちも一緒に参加できるわけで、姫路近隣からいろんな世代の人たちが参加し、お芝居を作っています。

僕は、ひょんなことから12年前、このワークショップに参加するのですが、そのいきさつはまた別の機会にするとして、今はそのお芝居作りの記録映像を撮る形で、参加しています。
今年の演目は「ア・リ・ス!?」そう、「不思議の国のアリス」をモチーフに、様々なチームが「なくしたもの」を探しにいく、というストーリー(?)です。

その練習風景をビデオカメラ越しに見ていると、ほんとに無邪気な中学生やら楽しそうな高校生やら、大人たちの笑顔が目に入ってきます。それはそれは、本当に年齢や性別関係なく、一生懸命に自分たちのシーンを作ってる必死な姿が、そこにありました。
僕は今年は、あまり練習にいけませんでした。ですが、練習場所の多目的室に入った途端、かわらない仲間たちと、独特のあの雰囲気に、一年間の時間は吹き飛びました。いつ来てもここは、僕を受け入れてくれるんだなぁ。そんな場所、めったにないぞと思いながら、僕は必死なみんなを、微笑ましく見ているのです。

この週末ですが、時間のある方はぜひ。

こどもの館劇団演劇発表会

平成22年8月21(土)~22(日)

14:00~15:30公演

入場無料

一見、意味がわからない感はあるかもしれませんが、僕としてはかなり文学的ですよ。